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おきみやげ1on1に参加した(ABハカドッグ)【ポケモンバトル仲間大会】

2025年9月14日、テツポンドさん主催の「おきみやげ1on1」に参加しました。名前の通り、「おきみやげ」のみを覚えたポケモン1体でポケモンSVのオンライン対戦を行います。

イベントの情報はこちら。

tetspond.hatenablog.com

私のパーティ

私はハカドッグで参加しました。詳しくは、ハカドッグ、特性もふもふ、持ち物とつげきチョッキ個体値H31,A31,B31,S0、努力値A252,B252,H4、性格いじっぱり(A↑C↓)です。ルール上テラスタルは許可されていますが、とつげきチョッキの効果でわるあがきしか出せず、技選択画面に入れないため実質使えません*1。ニックネームは「CoDog」でした。後述の「Codex」と「Dog」を組み合わせた名前です。

今回の挑戦は、1on1の全自動考察AIの開発でした。コーディングエージェント(AIによるプログラミング支援ツール)の1つであるCodex CLIを用いて、最適なパーティを出力させるシステムを新規開発し、混合戦略ナッシュ均衡上で最大確率を付与されたパーティをそのまま育成*2して出場しています。個体値で素早さ0を選択しているのに性格は素早さ下降性格ではなく最遅にならず、不自然さが残ります。技術解説、環境考察は今後の記事で紹介予定です。

混合戦略ナッシュ均衡にて正の確率が付与されたパーティ間の利得表

戦績

15勝10敗でした。最終順位は8位(47名中、レート1559.052)でした。

ポケモン 対戦回数 勝ち数 負け数 勝率 (%)
ディンルー 11 7 4 63.64
ハカドッグ 4 1 3 25
バチンウニ 1 1 0 100
ベトベトン 2 2 0 100
マグカルゴ 2 1 1 50
マタドガス 2 0 2 0
モンメン 3 3 0 100

ディンルーは、自分が先制するケース、相手が先制するケース両方があり複数の型があったようです。 マグカルゴは、最初のターンでほのおのからだによるやけどを引いた対戦で負けました。 モンメンは複数の方が採用されていましたが、いずれも直ちにおきみやげで退場していきました。対ディンルー特化のいたずらごごろと思われます。

おわりに

主催のテツポンドさん、対戦してくださった方ありがとうございました。AI自動考察で勝ち越せたのは十分な成果です。及第点ではありますがまだまだ改善点も多いので、今後も研究していきます。

*1:育成時それに気づかず鋼テラスに変えてしまいました…

*2:素早さ0のボチを入手するために74体の卵孵化が必要となり、2時間かかりました