2019年5月3日開催の第29回世界コンピュータ将棋選手権の暫定チーム一覧が出ています。(1/11時点、シードチームは非表示?)
私が開発している「ねね将棋」も出場登録しました。忘れないようにと最低限の事項を書いたアピール文書も、もう公開されていますね。
昨年の選手権のあとは内部構造の刷新を行っただけで、棋力的にはアップしていません。
将来的に強化学習を実装しやすい構造にはなったのですが、手持ちの計算資源を考えると今すぐ取り掛かるのは得策ではないため、 今回はそれ以外の部分の整備をしっかり進めて来年につなげようと考えています。
今回解決したい課題としては、次のようなものがあります。
- 短い思考時間でのバッチサイズ問題
- 思考時間管理
- MCTSにおいて、思考内容に依存して思考時間を変化させるにはどうすればいいか検討しています。
もしかしたら囲碁界隈にノウハウがあるかもしれないので、調べる必要があります。
これらがうまくいけば、昨年よりちょっと強いねね将棋をお見せできると思います。