機械学習周りのプログラミング中心。 ポケモンバトルAI本通販中(4/5まで)

第29回世界コンピュータ将棋選手権 参加登録しました【コンピュータ将棋】

2019年5月3日開催の第29回世界コンピュータ将棋選手権の暫定チーム一覧が出ています。(1/11時点、シードチームは非表示?)

第29回世界コンピュータ将棋選手権 参加チーム

私が開発している「ねね将棋」も出場登録しました。忘れないようにと最低限の事項を書いたアピール文書も、もう公開されていますね。

昨年の選手権のあとは内部構造の刷新を行っただけで、棋力的にはアップしていません。

将来的に強化学習を実装しやすい構造にはなったのですが、手持ちの計算資源を考えると今すぐ取り掛かるのは得策ではないため、 今回はそれ以外の部分の整備をしっかり進めて来年につなげようと考えています。

今回解決したい課題としては、次のようなものがあります。

  • 短い思考時間でのバッチサイズ問題
    • MCTSで探索をするのですが、評価関数をGPUで計算するためスループットを上げるには100~1000局面を同時に評価(バッチ評価)する必要が生じます。しかし、評価が完了していない局面の子を探索できないためバッチサイズを上げると探索深さが浅くなり(PVを深くする代わりに兄弟局面を評価することになる)、棋力としては下がるようです。持ち時間が短く、GPU性能が高いとトレードオフが顕著で、うまい妥協点を探したいところです。
  • 思考時間管理
    • MCTSにおいて、思考内容に依存して思考時間を変化させるにはどうすればいいか検討しています。

もしかしたら囲碁界隈にノウハウがあるかもしれないので、調べる必要があります。

これらがうまくいけば、昨年よりちょっと強いねね将棋をお見せできると思います。